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プロニートの履歴書

色んなできごとに翻弄され、プロのニートになるまでの物語

19. 音楽の仕事をするということ

さて、私が着メロを作っていた頃は、まがいなりにも毎日音に触れる生活ではあった。けれども、コンテンツを作り出してからは、まったく音楽から遠のいていた。それもそのはずで、私は世に言うキャリアアップをやっていたのだから。 キャリアは自分の目指す方…

17. 沈みゆく船から降りる

仕事も恋もなくした私は立ち上がらなければならなかった。「これをバネに」とよくいうけれど、本当にこれをバネにどこまでも上り詰めようと思った。 今や私には制作という技術職の職歴が付いていた。これを活かさない手はない。せっかく大手カラオケ会社のコ…

16. 音楽産業界と青天の霹靂

有田君の紹介する音楽を作る仕事というのは、着メロを作る仕事であった。あの携帯電話で鳴らす着信音だ。 その頃は携帯電話の普及がだいぶ進んでいて、着メロが1億円産業と言われていた時代でもあった。そして、着メロを作る仕事というのは、音楽を志す人な…

4. 天国への階段のワンステップ

私が働くことになった楽器屋さんには、ここぞとばかりに音楽好きが集まっていた。店長から売り場の人間まで、それぞれが楽器が弾けたり、得意な楽器の知識も経験もある人たちが集められていた。 私はやっと仲間に会えたのだ。

3. 卒業後の身の振り方

短大を卒業しても、私には何のあてもなかった。 私が卒業する年は、はじめての就職難の時代に入ったと言われていた。しかし、そんなことは関係なく、私にはなりたいものがなかった。ただ、なりたくないものだけはあった。 それは、社会人である。