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プロニートの履歴書

色んなできごとに翻弄され、プロのニートになるまでの物語

12. 出会い系サイトの裏側

私が電話したのは『簡単なメールのお仕事』だった。メールの仕事といってもよくわからなかったのだけど、男性からのメールの返信をする仕事だという。即日採用だったので、私は翌日からそこに通うことになった。なぜか夜の時給の方が高かったので、夜9時から…

11. ピンク色の渋谷からヨーロッパへ

私が六本木のレストランを辞める少し前に、友達が夏はヨーロッパに行こうと持ちかけてきた。ひとりはニューヨークから、もうひとりはアジアを旅行中の2人からだった。それぞれ遠く離れたところに住んでいるので、ヨーロッパで落ち合おうという話だった。 そ…

8. 東京のSM街の迷い猫たち

さて、私が東京に引っ越してきたといっても、とくに行くあてはなかった。 何人か外国で知り合った友達がいる程度で、その少ない友人を頼りにどこかしばらく泊まれるところはないかとニューヨーク時代の友人に電話をかけると、「うちは実家暮らしだから泊めて…

6. 風俗の世界から世界に飛ぶ

せっかく就職したアパレルの会社を辞めて、私は春先の自由を謳歌していた。自由、自由というのが何かもわからないままに日々だけが過ぎた。 そして、その自由は3ヶ月過ぎた頃にあっけなく終わりを告げた。 またしてもお金がないのだ。私には生活するお金がな…